iPhone修理ブログ
水没させてしまっても慌てずに急いでリペアプロ天満橋店まで!!
2017/10/10
こんにちは!リペアプロ天満橋店です。
こちらのアイフォンは水没してしまったアイフォン6S plusです。
ガラスは少し割れています。元々防水でも耐水でもないアイフォン6S plusは水に濡れると大抵の場合多かれ少なかれ水没の故障が出ます。
今回のケースはそこにガラス割れによって水の侵入経路が増えてしまっていたため、少しの水濡れでもしっかり内部浸水してしまい、基板やバッテリーなどといった内部の精密部品が濡れてしまっていました。
水没修理の場合はまず分解し内部の浸水箇所、状況を確認します。
物理的に水滴があれば最悪ですし、水滴はなくても一度濡れた箇所は酸化したり内部に既に入っていた塵・ホコリなどを湿らせるので故障・不具合が広範囲に及びます。
たくさんの部品で構成されているアイフォンを一つ一つの部品単位まで分解した後は程度や状況により適切な洗浄方法でそれぞれの部品を洗浄してから乾燥、点検していきます。
基板などのメインの部品は正常なのに他の部品が故障したまま組み上げて電源を入れることにより、メインの部品を損傷させてしまうという二次災害のリスクもあります。
一点一点最新の注意を払って点検し、問題がない状態で初めて組み上げ、電源を入れることにより復旧が確認できました。
当店水没の復旧率はHP場では91%ですが、100%復旧させることが出来ないのはすごく申し訳なく残念に感じております。
それでも出来る限りで復旧させる事によりお客様の大切なアイフォン・アイパッドを水没から守ることができる事に自信と誇りを持って修理させて頂いております。